2010年10月13日水曜日

G DATAインターネットセキュリティ 第4回

「ウィルスガード」の「詳細設定」をクリックすると下記のように表示されます。

メールアーカイブのスキャンがオフにはなっていますが、1点を除けば、デフォルト設定で大きな問題はないでしょう。
インストール以前のメールに問題があるかどうかは、ウィルススキャンの方で検査ができるので、わざわざ常時メールアーカイブをガードする必要性は今現在はないでしょう。(でも、メールアーカイブを狙うような攻撃が出現した際には変更が必要かもしれませんが・・・)

前提条件にはよりますが、デフォルトを変更してもよいものとしては、「ネットワークアクセスのスキャン」、「アーカイブのスキャン」です。
「ネットワークアクセスのスキャン」は、ウィルス対策を行なっていないコンピュータに対して、ファイル共有等のために直接接続する可能性がないのであれば、2つのコンピュータでの無意味なダブルスキャンを抑止することになるので、オフに変更すべきです。
「アーカイブのスキャン」も、Webサイトからダウンロードしたファイルを解凍することがなく、アーカイブされているファイル自体が既にスキャン済みのものしかないのであれば、オフに変更すべきです。

Helpには、「新規作成または編集したファイルのみスキャン」は、ネットワークや有害なウェブページまたはメディア(CD、USBメモリ、リムーバブルディスク)を介して感染源に接触しない場合にオンにする、と書いてありますが、ウェブページにしても、メディアにしても、今現在、確実に安全なものはないので、デフォルトを敢えて変更して、オフにした方がいいと思われます。

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