2010年12月16日木曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第11回

「設定」ウィンドウの左メニューで「コンピュータの検査」をクリックすると下記のように表示されます。

コンピュータスキャンのパターン設定ができます。デフォルトでは、ローカルドライブだけを検査する「スマート検査」だけが設定されていますので、リムーバブルメディア、ネットワークドライブを検査したい場合には、ここでプロファイルに設定を行なってください。
「設定」ウィンドウの左メニューで「除外」をクリックすると下記のように表示されます。

検査除外を設定しますので、デフォルトでは一覧に何も入っていないはずです。必要があれば、除外するファイル、フォルダを指定して、登録を行なってください。なお、「既定」をクリックすると、デフォルト状態に戻せます。
「設定」ウィンドウの左メニューで「プロトコルフィルタリング」をクリックすると、下記のように、「プロトコルフィルタリング」全体の設定状況が表示されます。

ここで特に変更する項目はありません。
「設定」ウィンドウの左メニューで「プロトコルフィルタリング」の「SSL」をクリックすると下記のように表示されます。

SSL通信の内容自体を検査する/しないの設定ができます。デフォルトは表示のように検査しませんが、パフォーマンス上の問題がないようであれば、検査するように設定変更することをお奨めします。なお、「アクセスしていないサイトについて確認する」を選択すると、新しいサイトに訪問する際に、サイト訪問許可のダイアログが表示されます。
「設定」ウィンドウの左メニューで「プロトコルフィルタリング」の「SSL」の「証明書」をクリックすると下記のように表示されます。

現在は、SSL通信の検査をしない設定のため、グレイアウトされていますが、デフォルト設定で問題はありませんので、特に変更する項目はありません。
「設定」ウィンドウの左メニューで「プロトコルフィルタリング」の「SSL」の「証明書」の「信頼できる証明書」をクリックすると下記のように表示されます。

「設定」ウィンドウの左メニューで「プロトコルフィルタリング」の「SSL」の「証明書」の「除外される証明書」をクリックすると下記のように表示されます。

2010年12月15日水曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第10回

「設定」ウィンドウの左メニューで「Webアクセス保護」をクリックすると、下記のように、「Webアクセス保護」全体の設定状況が表示されます。

ここで特に変更する項目はありません。
「設定」ウィンドウの左メニューで「Webアクセス保護」の「HTTP、HTTPS」をクリックすると下記のように表示されます。

「HTTPプロトコルで使用するポート」で適切なポートが選択されているはずなので、それを確認してください。追加変更したいのであれば、直接編集してください。
「設定」ウィンドウの左メニューで「Webアクセス保護」の「HTTP、HTTPS」の「アドレス管理」をクリックすると下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありませんが、特定のアドレスだけ許可、ブロック、検査除外をしたい場合のリスト定義を行なうことができます。リストを作成したい場合には、「リスト」をクリックし、既にあるリストを利用してアドレスを設定する場合には、「追加」をクリックして、適切な情報を設定してください。なお、ドメイン指定もできます。
「設定」ウィンドウの左メニューで「Webアクセス保護」の「HTTP、HTTPS」の「Webブラウザ」をクリックすると下記のように表示されます。

Webブラウザとして動作するアプリケーションが一覧にチェックされているはずなので、それを確認してください。チェックされていないのであれば、チェックボックスをチェックし、プログラム自体が一覧にないようであれば、「追加」をクリックして、プログラムを追加してください。
「設定」ウィンドウの左メニューで「Webアクセス保護」の「HTTP、HTTPS」の「Webブラウザ」の「アクティブモード」をクリックすると下記のように表示されます。

アクティブモードとは、Webブラウザ向けの検査モードのことで、アクティブモードでは、転送されるデータがまとめて検査され、データ確認処理の効果が最大になりますので、使用中に問題がないようであれば、アクティブに変更することが推奨されています。

2010年12月8日水曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第9回

「設定」ウィンドウの左メニューで「電子メールクライアント保護」をクリックすると、下記のように、「電子メールクライアント保護」全体の設定状況が表示されます。

ここで特に変更する項目はありません。
「設定」ウィンドウの左メニューで「電子メールクライアント保護」の「電子メールクライアント」をクリックすると下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。
「設定」ウィンドウの左メニューで「電子メールクライアント保護」の「電子メールクライアント」の「アクション」をクリックすると下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。なお、変更する場合でも、「メールをごみ箱に移動する」ではなく、「メールを削除する」を選択するようにしてください。
「設定」ウィンドウの左メニューで「電子メールクライアント保護」の「POP3、POP3S」をクリックすると下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。
「設定」ウィンドウの左メニューで「電子メールクライアント保護」の「POP3、POP3S」の「電子メールクライアント」をクリックすると下記のように表示されます。

インストールされているはずのメーラが選択されているはずですので、それを確認してください。一覧にないようであれば、「追加」をクリックして、プログラムを追加してください。
「設定」ウィンドウの左メニューで「電子メールクライアント保護」の「POP3、POP3S」の「互換性」をクリックすると下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。

2010年12月7日火曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第8回

「設定」の「環境設定で詳細な設定をする...」をクリック、あるいは、右上ツールバーの「設定」-「詳細設定...」の順にクリックすると、下記のように、「設定」ウィンドウが表示されます。
デフォルトで「ウィルス・スパイウェア対策」全体の設定状況が表示されています。
ここで特に変更する項目はありません。
左メニュー「リアルタイムファイルシステム保護」をクリックすると、下記のように、「リアルタイムファイルシステム保護」全体の設定状況が表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。
左メニュー「リアルタイムファイルシステム保護」の「詳細設定」をクリックすると、下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。但し、USB等のリムーバブルメディアを個別に確認し、ブロックする/しないの設定をしたいのであれば、「リムーバブルメディアをブロック」のチェックボックスをオンにすれば、これができます。(USBウィルスのことを考慮した場合には、OS設定で自動再生をオフにし、「リムーバブルメディアをブロック」のチェックボックスをオフのままに設定すべきとは思いますが・・・)
左メニュー「ドキュメントの保護」をクリックすると、下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。

2010年12月6日月曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第7回

「ツール」をクリックすると、下記のように、「ツール」の動作状況が表示されます。

「ツール」の「ログファイル」をクリックすると、下記のように、「ログファイル」が表示されます。

「ログファイル」はタイプ別で表示できるようになっており、利用可能なタイプは下記の通りです。
  • 検出された脅威・・・侵入物の検出に関連するイベントについての情報。
  • イベント・・・ESET Smart Securityが実行したアクション(システム管理者および問題のトラブルシューティングを実行するユーザー向けのオプション)。
  • コンピュータの検査・・・完了した全ての検査(エントリをダブルクリックすると詳細が表示されます)。
  • パーソナル ファイアウォールのログ・・・パーソナルファイアウォールによって検出された接続、およびこれに関連する接続(システムへの無許可のアクセスを防ぐには、分析によってシステム侵入の試行を特定することが役立ちます)。
「ツール」の「隔離」をクリックすると、下記のように、隔離されたマルウェアが表示されます。誤検知での隔離がわかっている場合には、「復元」で隔離されたファイルを元の状態に戻すこともできます。

「ツール」の「スケジューラ」をクリックすると、下記のように、スケジュールされたタスクが表示されます。特定のタスクを選択の上、「追加」、「編集」、「削除」をクリックすると、タスクの追加、編集、削除ができます。

「ツール」の「SysInspecter」をクリックすると、下記のように表示されます。

「SysInspector」とは、コンピュータを徹底的に検査し、インストールされているドライバやアプリケーション、ネットワーク接続、重要なレジストリエントリなどのシステムコンポーネントについて詳細な分析を行うアプリケーションで、ソフトウェアやハードウェアの互換性の問題やマルウェア感染が原因と思われる疑わしいシステム動作を判別することができます。このアプリケーションを起動するには、SysInspector.exeを実行しなければならず、本ウィンドウでは、過去に行なったその結果を表示しています。

2010年12月2日木曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第6回

「設定」をクリックすると、下記のように、各種設定状況が表示されます。


ここでは、プロキシサーバの設定、他のPCから/他のPCへの設定の移動等を行なうこともできます。
また、「設定」の「ウィルス・スパイウェア対策」、「パーソナルファイアウォール」、「迷惑メール対策機能」をクリックすると、下記のように表示され、詳細な設定を行なうことができます。(設定の詳細は別途書きます。)
 

2010年12月1日水曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第5回

「アップデート」をクリックすると、下記のように、現在の更新状況が表示されます。

「ユーザー名とパスワードを入力」で、ユーザ名、パスワードを入力するダイアログが新たに表示され、ライセンス登録ができます。

2010年11月30日火曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第4回

「コンピュータの検査」をクリックすると、下記のように表示され、スキャンの実行を指示できます。

スキャンの種類には、「smart検査」、「カスタム検査」の2つがあり、「smart検査」は、システム情報から必要最低限のリソースを検査するもので、通常はこの方法で検査すればよいでしょう。1台のハードディスクをパーテショニングしている場合やネットワークドライブも検査したい等ということであれば、「カスタム検査」を設定してください。
「アップデート」をクリックすると、下記のように、ウィルス定義データベースの現状が表示されます。アップデートの更新先が設定されていない場合には、ここでその設定もできます。

2010年11月29日月曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第3回

「保護の状態」の「アクティビティの確認」をクリックすると、下記のように、現在のシステムの状態が表示されます。表示できるアクティビティには、「ファイルシステムアクティビティ」と「ネットワークアクティビティ」があります。

「保護の状態」の「ネットワーク接続」をクリックすると、下記のように、現在、発信接続を確立しているアプリケーションのその状態が表示されます。

「保護の状態」の「統計」をクリックすると、下記のように、保護機能に関連する統計データが表示されます。

表示できる統計データは下記の通りです。
ウイルス・スパイウェア対策・・・感染オブジェクトと駆除済みオブジェクトの数を表示します。
リアルタイムファイルシステム保護・・・読み込まれたオブジェクト、またはファイルシステムに書き込まれたオブジェクトのみを表示します。
メールクライアントの保護・・・メールクライアントが送信または受信したオブジェクトのみを表示します。
Webアクセス保護・・・Webブラウザからダウンロードされたオブジェクトのみを表示します。
迷惑メール対策機能・・・前回の起動以降の迷惑メール統計の履歴を表示します。
迷惑メール対策機能 - 累積統計・・・迷惑メール統計の全履歴を表示します。

2010年11月24日水曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第2回

トップ画面は下記の通りです。

ウィルス・スパイウェア対策、パーソナルファイアウォール、迷惑メール対策の機能があるのがわかります。

2010年11月22日月曜日

イーセット・スマートセキュリティ 第1回

イーセット・スマートセキュリティは、1992年にスロバキアで創業したイーセット社の製品です。
AV-Comparativesが実施するテスト(2004年2月~2010年10月)において、最高評価の「ADVANCED+」を最多の23回受賞(2番目に多い受賞は、カスペルスキーの19回です。)しており、直近7回は全て「ADVANCED+」の評価を得ております。
起動時間が短く、動作も軽いにも係らず、未知の脅威に対する検知率が高く、安全性の高い製品で、筆者の一押しアンチマルウェア対策ソフトです。
未知の脅威に対する検知率が高いのは、イーセット独自の「ThreatSenseテクノロジー」というヒューリスティック機能によるもので、ヒューリスティック機能自体は既に珍しいものではありませんが、マルウェアの検出状況を世界規模で監視する「ThreatSense.NET(早期警告システム)」との併用で、高い検出精度を実現しています。

2010年11月19日金曜日

ノートン・インターネットセキュリティ 第9回(最終回)

個人情報保護を行なう、「ログイン情報」、「カード」と「プライバシー制御」について、最後にまとめて、書いておきます。
「ログイン情報」、「カード」は、Webブラウザ、メールクライアントに成り代わり、フォーム等に入力するID、パスワード、カード情報を管理してくれる機能です。Webブラウザのオートコンフリート機能は便利ですが、Webブラウザの脆弱性を突くセキュリティの脅威を考えると、断然こちらの機能を利用することをお奨めします。但し、「KeePass Password Safe」等のパスワード管理ツールをお使いの方は、特に利用する必要性はないと筆者は思います。
「ログイン情報」、「カード」の利用にあたっては、トップ画面で「ログイン情報」をクリックし、IDセーフパスワードを設定しないといけません。初回設定時に、IDセーフパスワードの入力タイミングを設定できますが、「ログインセッションごとの始まりにパスワードを要求する」、あるいは、「ログイン情報の入力前にパスワードを要求する」に設定するようにしてください。
「ログイン情報」が設定されていると、トップ画面で「ログイン情報」をクリックすると、下記のような表示になります。パスワード自体の強度も表示してくれますので、既に設定されているパスワードの強度に不安がある場合には、パスワードを変更するようにしてください。

トップ画面で「カード」をクリックすると、ID、パスワード以外の情報が登録できます。その内容は下記のような内容です。なお、「パスワードの保護」は必ず設定するようにしてください。これを設定しないとPCを利用できる人全てがこの情報を閲覧できるようになってしまいますので、PC紛失等で個人情報が漏洩する元になります。



「プライバシー制御」は、Web、メール、インスタントメッセンジャーの通信内容を検査し、登録されている情報が外部に流出しないかどうかを検査し、例外以外の場所への通信を遮断します。
「プライバシー制御」を「オン」にし、「設定」をクリックすると、情報入力ができます。その入力画面は下記のような内容です。

なお、登録できる「カテゴリ」は下記の通りです。
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 電子メールアドレス
  • 自宅の住所
  • 名前
  • その他
  • パスワード
  • 暗証番号
  • 住民票コード
  • 電話

2010年11月18日木曜日

ノートン・インターネットセキュリティ 第8回

トップ画面の「Web」欄の「設定」をクリックすると、下記のように表示されます。

ここで特に変更する項目はありません。ここに表示されている、ダウンロードインサイトでは、実行可能ファイルのダウンロード時に、評価結果が表示され、ダウンロードするファイルの危険性について示唆してくれます。また、IDセーフは、オンライントランザクションの実行中のID情報を管理し、セキュリティを強化する機能であり、管理する情報には、下記のようなものがあります。
  • ログイン情報の管理・・・オンライン銀行口座、電子メールのユーザーID、パスワードなどのログイン情報
  • カードの管理・・・住所、生年月日、クレジットカード情報などの個人情報
  • メモの管理・・・パスポート番号、住基ネット個人IDなどの詳細情報
「設定」ウィンドウの「その他の設定」をクリックすると、下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。
「ネットワークプロキシの設定」をクリックすると、下記のような「ネットワークプロキシの設定」ウィンドウが表示され、認証情報も含めて、プロキシの設定が可能です。

「その他の設定」のスクロールバーをスクロールとすると下記のような表示になります。

ここでも、特に変更する項目はありません。サイレントモードの設定をここで変更できますが、警告が多いからと言って、ここの変更はしないようにすることをお奨めします。
「設定」ウィンドウの「保護者機能とプライバシー制御」をクリックすると、下記のように表示されます。

2010年11月17日水曜日

ノートン・インターネットセキュリティ 第7回


「ネットワークの設定」のスクロールバーをスクロールとすると下記のような表示になります。

ここで特に変更する項目はありません。
「スマートファイアウォール」の「拡張設定」の「設定」をクリックすると、下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。
もし、インターネットアクセスするプログラムの選択を手動で設定したい場合には、「プログラムの自動制御」を「オフ」にしてください。プログラムが最初にインターネットにアクセスしようとするとき、アクセスの設定を要求する警告が表示されます。なお、ファイアウォール警告を表示したくない場合には、「サイレントモード」を「オン」に設定できますが、これを実施すると、「プログラムの自動制御」を「オン」にした状態に戻ってしまうので、注意してください。
「拡張設定」の「一般ルール」の「設定」をクリックすると、下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。
追加ルールが必要な場合には、「追加」をクリックし、ウィザードを起動してください。
また、ルールは最上位から順に適応されますので、適応順序に不都合がある場合には、順番を入れ替えてください。
「拡張設定」の「通常使われないプロトコル」の「設定」をクリックすると、下記のように表示されます。
 
ここでも、特に変更する項目はありません。
「スマートファイアウォール」の「プログラム制御」の「設定」をクリックすると、下記のように表示されます。

ここでも、特に変更する項目はありません。
通信上、不都合が生じているようであれば、「自動」を「許可」、あるいは、「遮断」に変更してみてもいいでしょう。(「許可」、「遮断」は常時同一の動作をします。)
「スマートファイアウォール」の「信頼制御」の「設定」をクリックすると、下記のように表示されます。

「信頼制御」では、下記のことが実行できます。
  • ネットワークにあるデバイスの詳細を表示する
  • ネットワークにあるデバイスの接続状態を監視する
  • ネットワーク接続のセキュリティ状態を表示する
  • リモート監視対象の各コンピュータのセキュリティ状態を表示する
  • ネットワークセキュリティマップ上にあるすべてのデバイスの信頼レベル状態を表示する