2010年11月19日金曜日

ノートン・インターネットセキュリティ 第9回(最終回)

個人情報保護を行なう、「ログイン情報」、「カード」と「プライバシー制御」について、最後にまとめて、書いておきます。
「ログイン情報」、「カード」は、Webブラウザ、メールクライアントに成り代わり、フォーム等に入力するID、パスワード、カード情報を管理してくれる機能です。Webブラウザのオートコンフリート機能は便利ですが、Webブラウザの脆弱性を突くセキュリティの脅威を考えると、断然こちらの機能を利用することをお奨めします。但し、「KeePass Password Safe」等のパスワード管理ツールをお使いの方は、特に利用する必要性はないと筆者は思います。
「ログイン情報」、「カード」の利用にあたっては、トップ画面で「ログイン情報」をクリックし、IDセーフパスワードを設定しないといけません。初回設定時に、IDセーフパスワードの入力タイミングを設定できますが、「ログインセッションごとの始まりにパスワードを要求する」、あるいは、「ログイン情報の入力前にパスワードを要求する」に設定するようにしてください。
「ログイン情報」が設定されていると、トップ画面で「ログイン情報」をクリックすると、下記のような表示になります。パスワード自体の強度も表示してくれますので、既に設定されているパスワードの強度に不安がある場合には、パスワードを変更するようにしてください。

トップ画面で「カード」をクリックすると、ID、パスワード以外の情報が登録できます。その内容は下記のような内容です。なお、「パスワードの保護」は必ず設定するようにしてください。これを設定しないとPCを利用できる人全てがこの情報を閲覧できるようになってしまいますので、PC紛失等で個人情報が漏洩する元になります。



「プライバシー制御」は、Web、メール、インスタントメッセンジャーの通信内容を検査し、登録されている情報が外部に流出しないかどうかを検査し、例外以外の場所への通信を遮断します。
「プライバシー制御」を「オン」にし、「設定」をクリックすると、情報入力ができます。その入力画面は下記のような内容です。

なお、登録できる「カテゴリ」は下記の通りです。
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 電子メールアドレス
  • 自宅の住所
  • 名前
  • その他
  • パスワード
  • 暗証番号
  • 住民票コード
  • 電話

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